なんば歩き
「NANPA」じゃなくて「NANBA」です。誤解の無きよう。
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なんだか風邪をひいたようなので、昨日の狩りはお休みでした。
東京案内をしている際、にゃっきさんから「歩き方が変わってる」と言われました。
実際に指摘されることは少ないですけど、確かに私は意識的に特殊な歩き方をしてます。
それが「なんば歩き」というヤツ。
なんじゃそら?という人は、
「なんば歩き」とか「ナンバ歩き」で検索すると出てくると思います。
一般的な歩き方だと、右足と左手、左足と右手が交互に前に出ます。
ナンバ歩きは、右足と右手、左足と左手のように、同じ側の手足を出します。
運動会の行進なんかでやると笑われるアレです。
日本人は元々なんば歩きだったとか、古武術ではなんばの動きが大事とか、
最近テレビで見かけたので、知ってる人も多いかも知れません。
私がなんば歩きをするようになったのは大学生ぐらいから。
別に「なんば歩きをしよう」と思ったワケじゃないんですけど。
暇だった時期に太極拳をかじってたのですが、
太極拳って「なんば」に該当する動きが多いんですよね。*1
・参考:ナンバ歩きについて
http://hc2.seikyou.ne.jp/home/jcfa-osakanisi/taikyokuken/nanba.htm
で、なんか知らない間に身に付いてました。
調べてみるとわかりますが、結構この歩き方には利点が多いです。
スピード出るし、疲れにくいし、正面から人が来てもスルッとかわせるし。
ただ、江戸時代ならばいざ知らず、
現代社会で堂々と同じ側の手足を出して歩くのは少々アレです。
なので個人的にアレンジ加えて、肩は動かさず、手もほとんど振らないようにしてます。*2
これで日常生活でも使えるなんば歩きの出来上がり。
思いっきり我流なので、本当に正しいのかは不明ですが。
まあ、実際に楽だからそんなに間違ってないでしょう。
言葉にすれば「同じ側の手足を出す」ってだけですが、
実際にやってみようとすると、違和感バリバリかも知れません。
普通に歩けてるのは、なんば時の重心の置き所を身に付けたお陰かも。
ありがとう太極拳の先生。…名前忘れちゃったけど。
そんなワケで、普段より減速はしてたものの、スタコラ歩いちゃってすみませんでした…。