「scribblenauts」のレビュー

Scribblenauts (輸入版) DS

Scribblenauts (輸入版) DS

最近はAmazonでも輸入ゲーム扱ってるんだなぁ
…と思ったら、販売はAmazonじゃない系のようで。



去年の秋ごろ、id:nopiさんが絶賛してたこのゲーム、
にゃっきさんが結構気になっていたようで、
3月に秋葉原方面に出かけた際、カオス館で見かけて購入。


当時はデモンズソウルにハマってたため積まれてましたが、
封印が解かれてからはすごい勢いで遊ばれてました。


アクションモード*1の方をモリモリ進めて、
連休初日の昨日はめでたくワールド10まで完了。
パズルモード*2の方はほぼ丸々残ってますけど。
とりあえず一区切りとなったのでゲームの感想を整理。

ゲームの概要とか雑感


Maxwell君を操って、多彩なステージをクリアしていくアクションパズル
最大の特長は、ステージを攻略に使う手段を自分で生み出せること。
プレイ中の日記でもよく使うオブジェクトをか書いてましたけど、
ロープが欲しいなぁ…と思ったら「ROPE」と書けば、
車を使いたいなぁ…と思ったら「CAR」とか「AUTO」と書けば出現。


画面内に存在させられるオブジェクトの量には制限はありますけど、
乗り物とか巨大なクリーチャーなんかも問題無く出現するので、
かなり突飛な攻略法を考えても実現可能です。


遊び始めた頃、「宝島Z」的なゲームかなぁと感じたのですが、
宝島Zはクリアの手順がキッチリ定められてて、
それをトライ&エラーを繰り返して見つけて、
やっとクリアした時の「やったー!」が楽しいゲームでした。


一方のscribblenautsは、色々な攻略方法を探して、
「お、これでもクリア出来た!」の楽しさが大きいゲームしょうか。
あと、「お〜、こんなのも出せるんだ」ってのも楽しさの1つかな。

良かったところ

・フリーダム過ぎる攻略方法
・新たな英単語との出会いとか


前述の通り、このゲーム最大の特長は、
クリアに至るための手段が恐ろしく豊富なとこ。


人によってクリア方法は本当に千差万別で、
クリア済みのステージについて、にゃっきさんと答え合わせしてみると、
お互いに「ほほ〜、そんな手がありますか」ってなります。
自分でクリア済みのステージを遊びな直しても、新しい発見があったり。



日本では発売されていないので、ゲーム中のヒントは英語だし、
何かモノを出したい時も英単で入力する必要があります。


なので、高校生レベルのつたない私の英語力では、
アレは英語ではなんて言うんだろ?綴りは?…なんてことも多々。
ステーキ出したいなぁと思って、
「STAKE」かな?と入力して「杭」が出てきたりね。*3


でも、カタカナ発音から類推して適当に入れても、
該当が無ければ近い綴りの候補を挙げてくれるので、
そこから目的のモノが見つけられたりで、意外と何とかなります。
ネットで和英検索なんて手もありますし、ハードルは低め。


逆に「あ〜、英語ではこう言うんだ」みたいな発見があるのは、
ネイティブじゃないからこその楽しさかなぁと。

悪かったところ

・タッチペン操作の暴発
・フリーズもたまに発生


他の人の評価を見ても必ず言われてますが、
このゲームでは操作ミスがかなり頻発します。
神速ダッシュの暴発とか目じゃないですね。


主人公の移動が「移動先にタッチする」という操作なので、
各オブジェクトにアクションを起こそうとタッチした際、
微妙に外れたとこを差しちゃってMaxwell君が反応しちゃったり。
よくそれが原因で、クリアへの段取りが台無しになったりします。


すごい複雑な手順が必要になるステージは無いので、
誤操作によるミスでDS投げたくなっちゃうようなことは無く、
一般的な忍耐力があれば耐えられるとは思いますけど。



あと、せっかくスターが出たのにフリーズした!
って現象にも何度か遭遇しました。*4
これもやり直し自体はさして手間がかかりませんけど、
フリーズが再現しちゃうと、攻略法を変えなきゃいけないのが難点でしょうか。

総評

なんか今年は満足度が高いタイトルばっかり遊んでますけど、
scribblenautsも10点満点評価で10点のゲームでした。
レギンレイヴと同じく、改善点は幾つか見受けられるものの、
それを補って余りある魅力に溢れる作品ってやつ。


ちなみに、これまた夫婦そろってハマっていますが、
セーブデータは2つまで作れるので、2本目の購入予定はありません。


既に続編の発売が決まってるのでこりゃ楽しみですわ。
 

*1:ヒントに従って条件を満たすとスターが出てクリアになるやつ。

*2:スターが最初からステージ上に出ているやつ。

*3:正しくは「STEAK」。

*4:登場するオブジェクトが多くて、処理落ちしたりするステージだった記憶が。