「みんなのリズム天国」の感想

みんなのリズム天国 - Wii

みんなのリズム天国 - Wii


「リズムに合わせてボタンを押す」というライトな音ゲー的要素と、
キャッチーなデザインと、ほんのりおバカな成分が見事に融合した、
リズムアクションゲームの3作目。
GBA→DSと携帯ゲームで育ってきて、今回は据え置き機での発売となりました。


一通りクリアしたところで、次のタイトルに取り掛かってたので、
まだ感想を書いていませんでした…。
2人プレイも含め、全てのメダルを取得し、パーフェクトは15個ぐらい?

その後はリズム熱が落ち着き、好きなやつをたまに遊んで、
パーフェクト取れそうなのがあれば挑戦してみる感じです。

リズム天国

過去作品の感想を軽く述べておくと、
GBA版は「サイコー!」って感じで、今でも保管されております。
Wii版発売直前には引っ張り出してまた遊んだりしてました。


一方のDS版は、GBA版に比べて操作が面倒になり、
シンプルさが失われてイマイチになってしまった印象が。
一通り遊んだところで売ってしまった…というのが色々物語っています。

リズム感のお話

Amazonレビューなど見ていて、
「リズムを全く理解できない小さな子供なんかだと、全く楽しめない…」
なんて意見も見かけました。


参考までに、私の場合は
子供のころに音楽教室行ったり、ピアノ習ったり、
高校と大学で声楽やったりで、音楽を学んだ機会はおそらく人よりも多め。
おかげさまで、音楽の趣味が合わずリズムに乗れないステージ以外は、
あまり苦戦することなくスイスイと進んでました。


ただ、にゃきさんも学生時代にピアノやってたそうですが、
色々なゲームでつまづき、喫茶店のマスターに世話になるのを見かけたような…。*1
楽器演奏などの経験とリズム感って、あまり関係ないのかも?という気はします。
 

良かったところ

・初代リズム天国よりもさらにシンプルな、ボタンだけの操作
・体全体で自由にリズムを取ることが可能
バカゲーっぽさアップ
・2人プレイも楽しい


初代のGBA版は、十字ボタンとA・Bボタンの組み合わせでしたが、
今回はさらにシンプルに、AボタンとA・Bボタンの同時押しのみ。
ボタンを押すタイミング以外のことでは、ほぼ迷わないと思われます。
ウチはゲーマーしかいませんが、CMでやってるように老若男女が楽しめそう。


個人的に一番大きいと思ったのは、
リモコン操作になったお陰で、体を使ってリズム取りやすくなったこと。
とても人にはお見せできませんが、ウチではかなり激しく踊りながら遊んでたり。
キネクトなんていらなかったんや!…てな感じです。


あと、「レスラー会見」のインパクトが強いからかも知れませんが、
今回はおバカ成分がぐっと増えてる印象があります。
このままメイドインワリオっぽくなっていくのでしょうか?


初の2人プレイも対戦ではなく協力プレイになってて、これまた敷居が低め。
パーティゲームとしてのポテンシャルもなかなかじゃないでしょうか。
我が家の全盛期には2人して踊り狂ってました。

悪かったところ

・据え置きゲームとしては、ややボリューム不足


メインのゲーム数はDS版と同じ。
クリア後も繰り返して遊ぶ、満足度の高いお気に入りゲームは多々ありますが、
やっぱり一番楽しいのはクリアするたび、次のゲームが開かれてく時期なわけで。
ステージ8から「xxx2」とかの2週目ゲームが登場してきたのはちょっと肩透かし。


同様に、2人プレイ対応のゲームもっとバリバリ出てくるかと思いきや、
対応してたのは全体の1割かそこらだったので、これまたちょっと肩透かし。

今回のお気に入りゲーム

「タイミング良くボタンを押す」系統のゲームから幾つか挙げてみると、
まずは2人プレイも対応の鉄板ゲーム「レスラー会見」。
なんとなくメイドインワリオを彷彿とさせるノリでした。


「しわけ」も良いですね。



「くしざし」も音楽のノリのが良くて好きです。




「常にリズムを刻む」系のゲームは、どうしても疲れるのですが、
「鳥の大群」は珍しく好きな方です。


見た目的に抜群の魅力を誇る「コロコロ探検隊」もなかなか。
頑張ってパーフェクト取りましたが、右腕が砕けるかと思いました…。

 

*1:何度も失敗すると、喫茶店のマスターがクリア扱いにしてくれて先に進めるので。