素晴らしきかな宝島Z

という訳で、2週間ぐらい前から始めた宝島Zをクリアしました。

宝島Z バルバロスの秘宝 - Wii

宝島Z バルバロスの秘宝 - Wii


スタッフロール見るまで遊んで21時間とかそこら。*1


遊ぶほどに味が出るスルメみたいなゲームとは違って、
やはり初回プレイ時が面白さのピークだと思うので、
このタイミングで感想を書くのが一番かなと。
2週目もしっかり遊べる作りにはなってるようなんですけど。



内容を解りやすく言うなら、ゼルダの謎解き部分みたいなアドベンチャーゲーム
アイテムとかステージ上の仕掛けを駆使して目的を果たします。*2


まずはこのゲームの特徴を話しておかなければなりますまい。
公式サイト見れば書いてある事なんですけど。


主人公の海賊少年ザックの傍には、
いつもサルのウィーキーがプラプラと浮いてます。
セガの尻尾2本キツネのごとく。


ウィーキーは何故かベルに変身する事が出来て、
動物なんかに近距離で音を聞かせると、何故かアイテム化する事が可能。



例えば蛇の近くでガンガン鳴らすと…


「ヘビマジックハンド」に。
こうやって手に入れたアイテムとか、仕掛けを駆使して宝箱を目指します。*3


「あ〜、とりあえず動物見つけたらアイテムにさせて、それ使う方法考えたらOKなのね」
…と考えるのは半分だけ正解。


アイテム化した後にベルを振ると、また元に戻ったりして、
「アイテムにして使う」だけが正解じゃないんですよ。
ここら辺のロジックがよく考えられてて、
子供騙しじゃない、昇華されたゲームのネタになってると思いました。
…詳しく書くとネタバレなんで、あんまり書けませんが。



主人公のザックはまだ子供なんで、
腕っぷしの強い敵キャラを正面きってアイテム化させたりも出来ません。
その為には不意を突いたり、何らかの方法で無力化させたりが必要になります。


どっかにも書かれてましたけど、色々と知恵を絞って渡り合うのは
小さなバイキングビッケ」を彷彿とさせたりするかも知れません。
…ビッケ知ってる世代なら。





よく練られたシステムを軸に据えつつ、
プレイヤーを最後まで飽きさせない工夫もされています。
クリアまでの20数ステージ、どれも独自の趣向が凝らしてあって、
次のステージに進むこと自体が、モチベーションの一つになってた気がします。


過度なネタバレにならない程度に、印象に残ったステージを紹介してみます。*4


以下、大したネタバレは無いものの、
かなり後半のステージも取り上げてるので気になる人は回避しましょう。

*1:ポーズかけたり電源切ったりしてる間、謎解きに思いを馳せてたりもしたので、実質的にはもっと長いはず。

*2:大抵のステージでは宝箱を開けるのがクリアの目的。

*3:動物を変化させる以外の純粋なアイテムもあります。

*4:ボス戦的なステージが要所要所で出てきて、それらは総じてやり応えがあるのですが、ネタバレ度高いので基本的に外してあります。

続きを読む