もう一つの目玉、「大神」

Shaomai2005-09-21

最近、一日12時間働いても仕事し足りない
"しうまい"です。


一応断っておきますが、
「仕事楽しくて仕方ないッス!」ではなく、
「全然、仕事終わんないよ〜(泣)」という意味で。



そんな世知辛い話はともかく、
引き続き東京ゲームショウ話です。
今回のもう一つの目的「大神(おおかみ)」。

東京ゲームショウ:MH2のあと

昨日のネタ、MH2のクエストが終わったのが11時40分ごろ。
"大神"の体験版DVDの配付は12時からなので(待機列も作ってませんでした)、
しばらく他を見てまわり、正午近くに再びカプコンブースへ…。


と、そこで「なんじゃこりゃぁ!」
ものすごい行列ができてるんですけど…。
皆そんなに注目していたんですか。これは甘く見てました。



しかし、どうやら体験版配付待ちの行列が通路にはみ出してしまい、
「なんだか知らないけど並んでおけ〜」って人達が大量にくっついてしまった模様。
カプコンスタッフさんの誘導の不手際でしょうか。


かなりの人数だったので、体験版もらえないかもなぁ…と覚悟してましたが、
それ以上に用意されていたようで、無事ゲットできました。



もうこの頃には会場が人で溢れかえり、他を見に行く気力が失われます。
当初の目標を達成できたので、これ以上混まない内に退散することに。

大神体験版レポート

帰宅してすぐに体験版をプレイしました。


アマテラスが可愛いくて犬好きには堪らないなぁとか、
音楽が良いなぁとか、
アクションが爽快だとか、
筆を使った仕掛けが面白いとか、
個性的なキャラが多くて楽しいとか、
ゼルダっぽくて好きだとか、
あと、やっぱりアマテラスが可愛いなぁとか…。
この作品の魅力は、色々あると思います。



でも一番大きいのは、個性的なグラフィックでしょう。
このグラフィックで描かれた世界を、
もっと見て周りたいという欲求が、時間を忘れてプレイさせてくれます。


まあグラフィックを言葉で語るのは難しいので、観てみるのが一番。
何故そんなに惚れ込むのか、ご理解ください。

大神プレサイト
http://www.o-kami.jp/

下の方に東京ゲームショウ2005に出展された映像へのリンクがあります。
会場のスクリーンで見たときにはゾクゾクきました。
音楽も魅力的なので、できれば音付きでどうぞ。


※直接動画を見るならこちら
 http://www.cloverstudio.co.jp/tgs2005/movie/o-kami640.wmv

不遇の名作ビューティフルジョー

大神の開発は、"VIEWTIFUL JOE"を作ったクローバースタジオ
("VIEWTIFUL JOE"、"大神"のディレクターは、"デビルメイクライ"を生み出した神谷英樹氏。)


ビューティフルジョーも、個性的かつ美麗なグラフィックが特徴の名作。
プレイした人の評価も高いですし、私も傑作だと思います。
(TVアニメにもなってますが、チラッと見た限りではアレな感じ…)
が、惜しむらくは、カプコン的な難易度の高さでしょうか。


作品の評価を覆すほど、ヒドイ難易度では無いと思いますが、
ライト層には受け入れられず、宣伝の不味さも手伝って、セールス的にはダメダメでした。


そんな流れを大神が受け継いでたら勿体無いなぁと。




この作品の映像を観て「面白そう!」「やってみたい」と感じる人は多いと思うんです。
老若男女を問わず。
しかし、ユーザーを選ぶような難易度だったりすると、
また売り上げが伸びないんじゃ…と心配になってしまうのです。
(別に私が儲かる訳じゃないですが、カプコンは経営的に厳しいので…
 倒産なんて事態にならないよう、またヒット作を生み出してもらいたい。)



今回の体験版にボス戦は収録されていませんが、公開されている動画を見る限りだと、


普通に攻撃しても効果は薄い

何らかのアクションで、ボスの弱点を露出させる

露出した弱点を攻撃してダメージ!


という流れを繰り返す、ジョーと同じタイプのアクションに見えました。



良く言えば"アクション性が高い"です。
しかし近年は「何度もやられて攻略法を覚える」タイプのゲームは、ウケが悪くなってる気がします。
なのでカプコンは、アクション苦手な人向けのサジ加減も覚えた方が良いんじゃないかなぁと。
(三国無双なんかは、アクションとしては大雑把だけど売れてますし。)



何だかネガティブな書き方になってますが、大神は間違いなく名作になります。
それだけに、より多くの人が楽しめるものに仕上げて欲しいなぁ、という事です。


発売予定はは2006年の春。
まだまだ時間があるので、クローバースタジオさん頑張ってください。