2007年神戸の旅 その4

神戸旅行2日目の記録。
今回で一気に締めとなります。



1日目に炎天下の下を歩き回りましたが、私の朝は相変わらず早いです。
脚の疲れも朝からゲキレンジャーごっこ出来るぐらいに回復しました。
…いや、いつもそんなことやってるワケじゃないんですけど。


ホテルでは、朝食に焼きたてのパンとフレッシュオレンジジュースのサービスあり。
にゃっきさんと朝食兼昼食を食べる予定があったので、軽くだけ頂いてきました。


どちらもなかなか美味しくて、特にオレンジジュースが良かったなぁ。
ただ、この日も口内炎は治っておらず、やはり一口飲むたびに激痛が…。


もう1杯いただこうかと思いましたが、他のお客さんも居る中、
左手ビキビキいわせ、涙浮かべて飲んでる姿は怪しすぎるので断念。
惜しい事をしました。



JR三宮駅で待ち合わせて、神戸の旅2日目のスタート。

空は雲すら見えないパーフェクトな晴れ。


脳裏に浮かぶ、花田さんのお言葉…。




まずはにゃっきさん一押しのカフェ、フロインドリーブへ。
元は教会だった建物だそうで、中はこんなん。


地元の人にも人気で、普段は混雑するそうですが、
今回は開店から間もない時間に来たので空いてます。


「サンドイッチが美味しい」と散々聞かされてきたので、早速サンドイッチを注文。
色々と種類はありましたが、「土日休日15食限定」なんて豪華なのが。
む、折角なのでこの豪華なビーフカツサンドイッチで。


そして出てきたのが…

大きさの対比がないのでわかりにくいですが、これデカイです。
刺さってる串を外すと形を保つのが大変。


意を決してかぶりつくと、滴るソース、溢れる肉汁。
うーん、これは美味い。
…そして痛い。


いや、本当に美味しいんですけど、本当に肉汁&ソースが痛いんです…。


スジの部分に当たって、噛み切るのに苦戦したりすると、
噛み切るまで口内炎を攻め続けられて辛かったなぁ。
牛肉とのチェーンデスマッチみたいな感じ。


ケーキも美味しいってことでしたが、サンドイッチのボリュームに押されて断念。
代わりにソフトドリンクでも

…と頼んだらアイス乗ってるし。
これも美味しくて痛かったです。


あ、あとここでもペリエがメニューにありました。
飲んでる人も見かけました。
神戸の人はペリエ好きだなぁ。(たぶん偏見。)



職場のお土産に、フロインドリーブのパイを買い込んで出発。
北野方面へと向かいます。


前日も坂を上りましたが、異人館が立ち並ぶ辺りはさらに傾斜が急に。
小学校の頃に仲が良かった、桜井君の家に行く途中の坂を彷彿とさせるなぁ…。


こんな坂によく家を建てる気になりましたね。
神戸の人は変態ですか?…とか、わりと失礼なコメントをしながら上ってました。
ごめんなさい。


坂道を登りきった感じのところに北野天満神社が。
その石段がまたこんなので…。

神戸の人は変態ですね。


境内からもさらに登れる場所があって、そこから神戸の街を一望できる模様。
この日の暑さも極悪で、既に汗だくになっていましたが、
ここまで来たらとことんまで登ってやろうじゃありませんか。


で、位置エネルギーが最大まで高まったのがここ。


苦労して登っただけあって、その景色はなかなか見応えがありました。

なかなか良いスポットだと思いますが、
ここは日差しを遮るものが何も無くて暑さも最高潮。
もう少し快適な気温の日に来ると、より楽しめるんじゃないでしょうか。



北野天満神社を堪能した後は、また坂を下って三宮方面へ。
ダンボールを下に敷いて、ガーっと坂を下れたら面白そうなのになぁ。


道中ではジャイナ教寺院とかムスリムモスクなんかも。

一応、中に入って見学は可能だったんですけど、
ここは本当に地元の信者さんの為の施設という感じでした。



ハンター坂を通ったのもこの時。

結構タクシーなんかがバンバン走ってて、撮影には面倒な環境でした。
人がウロチョロしてても、減速する気配すら見せないのは関西だから?


生田神社にも立ち寄りましたが…。
北野天満神社とか、異国の生きた宗教施設を見た後だと、なんか俗っぽい感じです。



坂を下りきって三宮に到着し、不二家のレストランへ。
避暑と水分補給の目的もありますが、
旅の企画の一つ、リアル集会所を実行に移すためです。


周りはお客さん多くて音はほとんど聞き取れないし、
画面撮影には照明が映り込んじゃって苦戦しました。


にゃっきさんの倉庫を見せてもらって、
大量の「もえないゴミ」を見つけて喜んでたのもこの頃。
そこら辺は既に先日ネタにした通りです



ひとしきり遊んだところで、まだ時間に余裕があったので、
ちょっと予定を変更して別の場所へ足を運んでみる事に。


スケジュール的に厳しそうで削っていた、「人と防災未来センター」です。

阪神・淡路大震災に関する資料を展示している施設。
小奇麗な外見の建物ですが、中身も相当に力が入っていました。
前日に見た、震災メモリアルパークとは別次元かなぁ。


ただ、震災を経験した人が見るには結構ヘビィかも知れません…。
震災の事を全然知らない人に、その恐ろしさを伝えるというスタンスで作られてる感じ。
実際、修学旅行か何かの観光バスを多く見かけました。


真っ先にここに来てたらピンと来なかったんでしょうけど、
1日半歩き回ったお陰で、「あ〜、あそこがこんなことに…」と実感。
周った順番としては正解でした。




一転して、道中で見つけた変なもの。

これを習字の題材に選ぶとは…。
なんかシンパシーを感じるなぁ。



そろそろ帰りの時間を考える頃になってきました。
再びポートライナーに乗って神戸空港へ。


道中、また変な話をしておりました。
ずっと気になってたんですけど、神戸市の市章ってパクリじゃないですか?
何のパクリかってそりゃあもう、我が故郷「千葉県市原市」ですよ。


これが神戸市の市章。

こっちが市原市の市章。


どうですかコレ?
ウルトラマンと帰りウルトラマンぐらい紛らわしいです。
歴史的にはどっちが古いんでしょうねぇ。


…そして、こんなマニアックなツッコミ入れられる人は、どれぐらい居るんでしょうねぇ。



途中から銀杏に関する熱いトークを交わしつつ空港に到着。
空港内で夕御飯を食べましたが…。
私に言える事は、「神戸空港うどん屋には入るな」という事だけです。



飛行機の出発にはまだ余裕があったので、またリアル集会所を実行。

展望デッキは余計な照明が無かったので、わりとキレイに撮れました。



実家のお土産に神戸プリンでも…と思いましたが、自分でもちょっと食べてみたかったり。
しかし、神戸プリンは最低でも4個セットでの販売。


一人で4個分食べるのはアレかなぁと悩んだ末、
あえて神戸人のにゃっきさんに2つ貰って頂くプランで落ち着きました。
なんか「神戸プリンなんか地元の人間の口には入らない」なんて言ってるし。


プリンあげる代わりに、神戸空港の変なキャラについての調査を依頼しましたが、
結局のところ名前すら判明しませんでした。うーん、残念。


そして神戸からさようなら。


早めに搭乗手続きをしておいたので、帰りも窓際の席に座ることが出来ました。
夜間の飛行機は初めてだったのですが、色々とピカピカ光ってました。
特に羽田近辺は、街の光から東京湾の船の光まで盛りだくさんで面白かったなぁ。



と、そんな感じで無事に羽田に到着したのでした。
これにて2日間の旅の記録は終了。


長々と書き連ねてきましたが、どれも面白かったんですよ。ホント。
神戸の街の面白いところを探すのが面白かったし、
何より私の妙なコメントに対して、いちいち反応してくれるにゃっきさんが面白かった。


「え、そんなの拾ってくれなくて良いですよ?」ってのまで拾ってくれて、
いつの間にか会話が変な方向に行ってるのが面白かった。
いやはや、2日間もトークにお付き合いいただいて、本当にありがとうございました。




まだ後日談があるんですけどね、帰った翌日にペリエ飲んでみたんですよ。

…「幸薄いラムネ」って感じの味がしました。