2007年末の神戸の旅(1日目)

あけましておめでとうございます。


新年早々、書くネタが去年の話というのがアレですが、
そろそろ書いておきませんと。


そんな訳で、昨年12月末の連休を利用して旅に出ていました。*1
出発は12/23の早朝、羽田は前日の雨が残ってて生憎の天気でした。

まあ飛んでしまえば雲の上なんですけど。

離着陸で雨雲の中を出入りするのは面白かったなぁ。



神戸空港に到着すると、時節柄サンタとトナカイがお出迎え。

ちょうど全日空の飛行機が到着してた気がするので、
そっちのスタッフなのかも知れません。


にゃっきさんに空港で出迎えてもらって、空港内で早めの昼食を。
夏はうどん屋さんに入って後悔したので、そこは全力で回避。
…入っていくお客さんを見るたびに、「あ〜、そこは…」と微妙な気分になりました。


食べたものは全て写真に収めるのが目標でしたが、
早速ここで食べたものを撮り忘れました…。
前途多難です。



数日前の天気予報では、初日は雨になりそうだったのですが、
到着してからは、ガンガン雲が遠ざかって晴れてきました。
これが晴れ男女の底力。


ピューピュー風が吹いて寒くなるのを覚悟して、
防寒の準備バッチリだった私には、ちょいと暑いぐらいになってきました。
にゃっきさん、晴れパワーはもう少しお手柔らかにお願いします…。



以下、画像が20枚と多めになってるので畳んでおきます。


空港を出て、まずは神戸花鳥園へ。
空港からポートライナーで一駅ですが、ポートライナーの初乗りって高いなぁ。


名前の通り花と鳥が一杯の花鳥園。
季節は冬ですが、施設は全体的に温室なので南国の花も満開。


対比物がないのでイマイチ伝わりにくいですが、超でっかいオオオニバスの葉。

赤ちゃん乗せても浮くとかいうアレです。
葉の裏側が見えるように展示されてましたが、裏には堅いトゲがビッシリ。
まるでヤマツカミの口の中のような。

魚なんかに食べられないようにトゲで武装してるそうで。
…ガタイのわりに、意外と了見が狭い植物のようです。



水鳥なんかが居るエリアは、屋根がネットで覆われてるだけなので、
温室になってる場所とは違い、気温が外気と同じになってます。


ハデな孔雀もいらっしゃいます。

ただ、羽根の先を切られちゃってるのか、
ワサッと広げてもらっても、イマイチな感じになっちゃって可哀そうでした。


メスも周りに多数居て、頑張ってアピールするのですが、
あっさりスルーされる姿が涙を誘いました…。


のんべんだらりとするペンギン達。

至る所で鳥のエサが売ってて、水鳥達はエサを巡って激しい争いを繰り広げていましたが、
ペンギン向けのエサは無いためか、彼らはのんびりしたものです。



ふれあいコーナーでは、子鴨を手で触る事ができます。
カモの子供と人間の子供が目で会話してました。

どっちも可愛いですねぇ。



フクロウゾーンでは、フクロウとかミミズクが色々と。*2
小さいミミズクがずらーり。


そんなこんなで園内を周ってる内に、目玉のフクロウショーの時間になりました。
普段は檻の中のフクロウが、バッサーと飛ぶところを見られます。*3


ミミズクのメロンちゃん。


満員御礼の会場を見事に沸かせてくれました。
動物相手にフラッシュ使って撮影しまくるオジサンには辟易しましたが…。


あとは温室内には南国な感じの鳥が色々と。

頭にバナナが乗ってるような鳥。


フラミンゴも居ましたが、どこか違和感が。

…フラミンゴのくせに片足立ちしないで、両足で立ってます。
それだけでイケてない感じになってしまうとは。
横着しないで片足立ちの習得に励んでください。


こんな感じで、花鳥園を一通り見て周りました。
行く前はどんなところか不安もありましたが、
これはなかなか見どころが多くて、満足度高いスポットかも。



花鳥園を堪能して、ポートライナーで三宮方面へ。
夏には食べ損ねた「美味しい」チーズケーキを食べさせてもらうべく。


この日に案内してもらったのは「観音屋」。
しょっぱくてホットなチーズが使われてるのが特徴だそうで。
へ〜、それって美味しいんだ?
…と、聞いてみると言葉がヨレるにゃっきさん。


「不味くはない」とか、「ユニークな味」「自称神戸名物」「地元の人は行かない」
…などなど、不安感を煽ってくれるキーワードが並びます。
あの、今回は美味しいのを紹介してもらうハズなんですが…。

登場したのはこちらのチーズケーキ。
むむ、確かに上に乗ってるのはとろけるチーズみたいな感じ。
一方で土台のスポンジ部分は普通に甘いという、異色の組み合わせ。


コレは確かに不味くないしユニークな味です。
でもなぁ、なんかチーズとカステラを一緒に食べてるだけって感じ。
味のハーモニーってやつは感じられないなぁ。


あと気になったのは、店内に座席が詰め込まれ過ぎてた点。
時節柄お客が大量に来るから、一時的な処置だったのかも知れませんが、
あのギュウギュウ詰めの状態じゃ、印象悪くなってしまいます。
2度食べに行く事は無さそう。



観音屋を後にして、夕食まで神戸の街をぶーらぶら。
神戸市立博物館が閉まってたので、ハーバーランド行ってみたところ、
時期が時期だけに人の多さがハンパじゃなかったり、
一方で、商業施設の無い対岸のメリケンパークはガラガラだったり。


そんなこんなで時間を潰してから、元町の「梅の花」へ。

湯葉とか使った「とうふシュウマイ」


蒲焼も湯葉


グラタンも湯葉


豆づくしで何でも湯葉とか豆腐。
…あ、箸だとか器は豆じゃありませんでした。
店員さんのサービスも行き届いてて、良いお店だったなぁ。


プレゼントを交換して、正月の暇つぶしグッズもお渡したり、
1日目はそんな感じで過ぎていったのでした。
 

*1:計画したのは2ヶ月前のこと。11月の連休も考えてたんですけど、秋の連休は随分前から宿が埋まってたので断念。

*2:両者の違いは、耳みたいに見える飾り羽根があるとミミズク、無いとフクロウだそうで。

*3:フクロウは羽音を立てずに飛ぶ事が出来るので、実際はバッサーとなりません。