Wiiでもゾンビパラダイス

昨日はグリコさんことガブリエルがガブガブ噛んだので、
手先がちょっとヒリヒリします…。


2年近く前にハマってた「デッドライジング」がWiiで発売されると聞き及び、
もしかして新作かしら?と期待したり、
にゃっきさんと昔の思い出を語ったりしてました。
結局、Wii版は移植ってことらしいですが。


ちょうどそこら辺の事をネタに書こうかと思ってたら、
どこぞからデッドライジングについて語れともリクエストがあり。
そんなの過去記事引っ張れば一発じゃない。
…と思ったら、そんなに書いてませんでした。


片鱗が見えるのはこのあたりかなぁ。
※プレイ日記的なので、微妙にネタバレあり
http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20061018/p1
http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20061013/p3
http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20061108



時間の経った今でも、かなり印象に残っているゲームです。
今振り返って、デッドライジングってどんなゲームだったかなぁ。


見た目にはゾンビ大量のホラーゲームであり、
時には熱いアクションゲームであり、
探索し甲斐のある秀逸な箱庭ゲーであり、
グチャドロの残虐ゲーであり、
フランクさん育てゲーであり、
無線にイライラゲーであり、
何よりも突き抜けたバカゲーであり…。


簡単には語り尽くせないぐらい、色々な顔を持つ作品でした。
思い出補正かかってるんじゃないの?と思われるかも知れませんが、
ある程度以上やりこんだ人なら、同じような感想を持つんじゃないかと。


ゾンビの群れ一つとっても、
掻き分けて逃げるも良し、頭の上を渡り歩くも良し、
逃げ損ねて食われるも良し、写真撮るも良し、
抵抗するも良し、力尽きて食われるも良し、同行者を見捨てて食わせるも良し、
殴るも良し、銃で撃つも良し、チェーンソーで切り刻むも良し、
ドリルで貫くも良し、パラソルで特攻するも良し、
車で大量に轢くも良し、プロレス技で殲滅するも良し…。


アホみたいに懐が深くて何でもありなゲームだったなぁ。
にゃっきさん曰く、「ゾンビ一杯のテーマパーク」だそうで、
あの懐の深さを的確に表す言葉かなと思います。



売りである大量のゾンビは、Xbox360だからこその産物で、
暗い夜のショッピングモールで、大量の赤く光る目を見たときの絶望感とか、
ああいうのはさすがに薄れてしまうのかな。


ただ、総量は減っても、フランクさんの周りにはゾンビを集結させるようなので、
ゲーム的な印象はそんなに変わらないかも知れません。
まあ、実際に遊んでみて印象に残るのは、
ゾンビよりも「サイコ」と呼ばれる狂っちゃった人間さん達の方ですし。*1


マップも広大でしたが、元々シームレスに全体が繋がってたわけじゃないし、
ディテールを落とせばWiiでも再現可能ってことなんでしょうね。



さて、これからプレイするとしたら、箱版とWiiとどっちがオススメかなぁ。
圧倒的ゾンビ量を体感するなら箱版ってことになるかしら。
確かお手ごろなベスト版も出てた気がしますし。


ただ、遊んだ人がまず間違いなく不満な点として挙げる、
無線絡みの問題が、Wii版では改善されるそうなので、
その点ではWii版も気になるなぁ。
人命救助なんかも、時間的スケジュールに縛られずに出来るようになるっぽいし。



何にしても画期的な作品ですので、
再度注目が当たったこの機会に、未プレイの人には是非とも遊んで欲しいところ。
 

*1:いずれも突き抜けちゃった良キャラ揃い。にゃっきさんのお気に入りは婦警さん。私はスーパーの店長さんかなぁ。