何故だかハマるグラディエータービギンズ
ここ2週間の間、すごい勢いでハマってしまった剣闘士生活。
- 出版社/メーカー: アクワイア
- 発売日: 2010/01/14
- メディア: Video Game
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見た目が地味すぎて、まず注目されないタイトルですけど、
個人的にはこの上なくツボにはまってしまいました。
未だに装備品強化のための闘いが続いていますが、
とりあえず区切りが付いたのでここらで再分析。
※剣闘士生活1日目と被ってるとこも多いです。
http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20100201
ゲーム概要
誰も買ったりせんだろうとタカをくくって、
平気でネタバレ日記書いてたので今さらなんですけど。
主人公の剣闘士奴隷を作ったら、
あとはひたすら斬ったり殴ったりするゲームです。
ファイトマネーをもらったら、装備を買ったり強化したり、
あとは試合の合間に治療するぐらいしかお金の使い道は無いですなぁ。
観客に受ける試合が出来れば、内容に応じた成長ポイントが。
体力・持久力・筋力を強化して*1、また次の剣闘に挑むと。
そんな殺伐としたゲームです。
PS2版とは違うらしい
PS2版を遊んだというにゃっきさんによれば、
かつてはキャラを成長させるには腹筋とか地道な訓練をしてたとか、
街に出て買い物できたとか、品物を持ち逃げできたとか、
果ては訓練所から脱走を図ることもできたんだとか。
奴隷が自由を手にする為に頑張る、奴隷生活ゲームだったみたいですね。
それはそれで面白そうなコンセプトですが、
PSP版は剣闘にのみ焦点を当てたってことでしょう。
テンポ良く試合を繰り返せるよう調整されていて、
ストイックな魅力溢れるアクションゲームになってます。
地味だけど奥の深い剣闘の世界
試合形式は1対1だったり、複数の敵を相手にしたり、仲間の剣闘士が居たり…
といった違いはあるものの、斬ったり殴ったりする対象は全て剣闘士。
度肝を抜くようなデカキャラを相手に戦うとか、
そういう派手な戦闘はありません。*2
3D格闘ゲームに比べてキャラは小さめで、絵的な派手さも控えめ。
そんな地味なゲームのどこがそんなに熱いのか?と考えてみると、
アクションゲーム的な階段の作り方が、ベラボーに上手いとこかなぁ。
最初は独特の操作に戸惑い、
近寄って武器を振り回すしか出来なかったヒヨっ子剣闘士でも、
自分も相手も全身に装備が付き始めると、
装備を外したり外されたりの楽しさを覚え、
上位のランキング戦に挑む頃には回避とパリーを覚え、
楽しさのあまり「レッツパーリー!」…とか言い始める頃には末期です。
もはや剣闘士生活からは抜け出せません。*3
剣闘士をリング際に追い込んで舞舞(チョムチョム)したり、
相手剣闘士の装備を剥がして奪ってウハウハしたりしないと、
毎日夜も眠れない体になってしまうんだから、いやはや恐ろしいゲームだ…。