「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」レビュー
とりあえずアンチャーテッド1周クリアしたので、
他のゲームに流れてかないうちに感想をまとめておきます。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: Video Game
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ちなみに1作目の方は未プレイで、いきなり本作から遊んでます。
基本的には初日の印象のままラストを迎えたので、
内容は結構被ってるかもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20100726
良かったとこ
・王道のハリウッド映画なストーリー
・謎解きアクションと銃撃戦のテンポの良い繰り返し
ストーリーは良くも悪くもハリウッド映画。
考古学バカでタフで、ちょっとした壁の出っ張りにも張り付く変態的身のこなしの主人公が、
悪い奴らとお宝を巡って激しいアクションを繰り広げる、ハラハラドキドキのお話。
でも年齢制限は高くないので、ヒロインとのあれやこれやは控えめ。
主人公のネイトは個人的には好感度高かったです。
窮地に立っても冷静沈着なタイプではなく、
結構3枚目的なコミカルな面がよく見られたので。
ちょっと違和感があったのが、
序盤の博物館に泥棒に入るシーンでは、銃を使わず人も殺さない主義なのに、
その後、悪い連中を相手にするようになると容赦なく銃でバリバリ撃つという。*1
強盗は良くないけど、正当防衛なら殺しもノープロブレム
…みたいな感覚は、海外じゃ普通なんですかね。
ゲーム的には、交互にやってくる戦闘とアドベンチャーの波がテンポ良くて好印象。
TPS形式の銃撃戦と、遺跡やらの仕掛けを解いたり、
人間味あふれるんだけど明らかに人間離れした方法で移動するパートが、*2
それぞれハラハラドキドキの魅力を持ってて、メリハリが利いてました。
銃撃戦でやられたり、壁にへばりついて移動してて落下したり、
何かと死ぬ事は多いのですが、最近のゲームらしくリスタートはスムーズ。
「え、またここからなの?」って思ったのは、ラスボス戦ぐらいでしょうか。*3
戦車に追っかけまわされ、「こんなん無理!」と逃げ回った果てに、
敵が持ってたRPG見つけて「よっしゃコレで勝てる!」みたいな展開とか、
遊んでる人の気持ちをコントロールするのが上手いなぁ…と、何度も思いました。
悪かったところ
・ヒントのレベルが一定ではないような?
そんなに悪かったところは思い当たらないのですが、強いて言えば。
このゲームでは、仕掛けを解く場面だったり、移動する場面だったり、
詰まってしばらくもたついていると、スッとヒントを出してくれます。*4
仕掛けを解くポイントだとか、次の移動先だとか。
で、個人的によく詰まってたのが壁張り付きを使ったりして移動する場面。
つかまれる壁がどれなのか、良く解んなかったりするのですが、
そういう時、「ここから登れるよ」ってヒントが出てくる場合と、
「ここに行くんだよ」って目的地を教えてくれる場合があって、
後者のヒントを出されても、その取っ掛かりが解らんのですよ!
…ってなることがあった程度かなぁ。
あと、登れる場所を探したりする関係で、
結構カメラをグリグリと動かすことが多く、
寝不足で遊んでると軽く酔うのが難点といえば難点。