ゲームの世界、パクりパクられとは言うものの…

ブログを書き始めて20日になります。


今のところ、毎日のように更新してますが、
スラスラと文が出てくる日もあれば、頑張らないと書けない日もあります。


やっぱり良いネタがある時は、筆も進み易いです。
「どうも文の歯切れが悪いなぁ」と感じたら、きっとネタに困ってる時です。



応援団発売まで、弾けられるネタは無いかと思っていた矢先、
SCEさんが良いネタを振ってくれます。
21日に開かれた”PlayStation Meeting 2005”にて、
PS3の情報や、PS2PSPの新作が発表されたりしました。


色々ネタになる部分(ツッコミどころ)があるのですが、
一番衝撃を受けたのが、PSPの新作タイトルの一つです。


心の準備は良いですか?





ズヴァリ、


セガ東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳力トレーナー ポータブル」。


…をーい。
やってしまいましたねぇ。露骨ですねぇ。
ちなみにDSの
東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング
(以下"教授")は売り上げ26万本を超え、
やわらかあたま塾も10万本を超えたようです(ファミ通集計)。


そんな人気を見ていれば、PSP陣営としても
'脳'系統のソフトを投じるのは当然と言えましょう。



ちなみに"脳力トレーナー"は、
セガトイズ川島隆太教授と共同開発し、発売している玩具です。
(テンキーを使用することで、計算問題等に答えます。)
こちらも脳ブームに乗り、結構な人気を博しています。

脳力トレーナー

脳力トレーナー


発売されたのはDSの教授よりも脳力トレーナーの方が先ですし、
川島隆太教授監修というのも本当です。
が、このDSの'教授'に似すぎたタイトル…。


消費者が混乱しないよう配慮するとか、
クリエイターとしてのプライドとか無いんでしょうか。


内容について考えてみる

PSPにはタッチパネルもテンキーも付いていません。
はて、計算問題その他に如何にして答えるのでしょう。


動画がネット上にアップされていました。
答えはこれを見たらわかります。
http://media.psp.ign.com/media/761/761190/vids_1.html


ボタン4つを使って4択クイズなんですね。
'元祖'脳力トレーナー、DSの教授と比べて、退化しちゃってるような…。
(萌えキャラは強化したみたいですが)
PSP持ってる私でも、あまり魅力を感じないかなぁ。
第一、これ本当に脳に良いの?って感じです。



以前書いたように、DSの教授が人気なのは
タッチパネルに依るところが大きいと思っています。
脳年齢が気になるお年頃の方がPSPに手を出すのか、とても疑問です。



そもそもセガは昔「タッチ・デ・ウノー」という名作(個人的に)を
アーケード(ゲームセンターに置いてあるやつ)で出してたりします。


タッチパネルを使ってバラエティ豊かなテストをこなし、
右脳の力を判定するという、なかなか画期的な作品でした。
まさにDS向きなタイトルだと思うんですけどねぇ。
今のブームに乗って発売できれば、結構売れると思うんですが…。


あえてPSPに中途半端な作品を投入するのは、大人の事情というヤツでしょうか。