ちびロボ! システム編?

システム編と銘打ったものの

なんか一通り書いてみたら、あまりシステムには触れてませんでした…。
ちびロボ感想文、昨日の続きです。



一度プレイしてみると解ってもらえるかと思いますが、
このゲームは、ちびロボを動かしているだけでワクワクできます。



サンダースン家は、間取りで言うと3LDKあたり(庭と地下倉庫付き)。
決して広いお屋敷という訳ではありません。


ですが、わずか10cmのちびロボにとって、人間サイズのモノは全てが巨大です。
歯ブラシはモップに、スプーンはスコップに、
マグカップを被れば完全防御の鎧と化します。


家具一つとっても巨大建造物。
特別変わった部屋でなくとも、普段とは違った視点で見られるので実に新鮮。


プレイ開始後は、しばらく歩き回ってるだけで楽しめるほどに。

箱庭世界の楽しさ

床をうろちょろするのに支障は無いですが、
問題は高いところに登らなくてはいけない場合。
棚の上に目的のアイテムがあったら、どうやってソコまでたどり着くか?


ぶら下がっているコードや紐をよじ登ったり、
引き出しを階段状に引っ張り出して昇ったり。
といった手段を駆使することになります。



「目的の場所には、あの辺の段から飛び移るとして、
 そこに行くにはあのコードをよじ登って…」
などと考える、パズル的な楽しさ。


逆に、場当たり的に進めそうな場所をドンドン行ってみたら、
いつの間にやら天井の梁なんかに登れてしまって、
「スゴ〜、こんなとこまで来れちゃった。」といった感動。


サンダースン家探索の魅力の一つは、こういった
「3Dで作られた箱庭世界を歩き回る」面白さを存分に味わえることです。



そして、本能の赴くままマップ探索をしていると、
そこには前回紹介したようなキャラが居て、
次々とイベントに巻き込まれる訳です。


こうなったら、もはやこの世界の虜。

おや…

全然システムに触れてない気がします。
でもそれで良い気もします。
この作品では「エンディングに辿り着くにはこのイベントを…」
などと考えるのは野暮というもの。


ちびロボとして、思うままに行動すれば良いのです。



届け物の最中だろうが、汚れを見つけたらキレイにする。
それが私のルール。
(…自分の部屋は片付けられませんが、人の部屋は容赦なく片付けるタイプです。)



逆に普段家事をやってる主婦の方なんかは、
「なんでゲームの中でまで掃除しなきゃならないのよ!」ってことになるやも。
まあ掃除なんかしなくても、家族が命の危険に陥ることは無いです。
あえて全く掃除しないプレイもありかも。


「やらなければならないこと」の割合は、全体から見たらほんの一握りです。
この自由度の高さも魅力の一つ。



私はエンディングを迎えましたが、それは一つの区切りに過ぎません。
まだ登頂に成功していない場所が残ってますし、
クリアとは直接関係ないサブイベントもまだまだ残っているようです。
(ジェニーはカエルの呪い(?)にかかったままで、未だカエル語オンリー。)
そして、この家の人達は毎日新たな汚れを作ってくれます…。


これにて「ちびロボ!」感想文は終了ですが、
まだまだ、ちびロボのお手伝いは続きます。