ピューと吹く!ハンター

Shaomai2006-02-06


※昨日の日記の続きです。
 MMBBプレミア試遊会の感想とか書いております。
  http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20060205


 また、狩猟笛の情報については、
 2/11のファミ通イベントレポートも参照のこと。
  http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20060213

ホルンかハンマーか…つづき

ついにMH2を試遊する順番が回ってきました。
もう寒くないのに、足がガクガク震えます。
”武者震い”というやつですか…。



今回使用されているソフトはイベント用のバージョンらしく、
前の人がクエストから帰ってくると、装備やアイテムがリセットされます。
20分のうち、まずは5分ぐらいでクエストの準備をし、
残りの時間でクエストに挑戦という流れ。


順番が近付いた人の待機席が、 試遊台の真後ろにあるのは、
準備するまでの流れを、事前に把握してもらう為みたいです。



まずはMH2で加わった”マイハウス”に向かい、クエストの準備。


MHPのように、装備の組み合わせを登録できるようになっており、
今回は事前に何パターンかの装備が登録されています。
私は、防御力+20のスキルが発動している、ザザミシリーズの防具にしました。


その後で、細かく防具の組み合わせを変えることも可能だったかも。
でも、細かく調整したら時間もかかるし、その時の私はそれどころじゃありません。


問題は武器ですよ、武器。
ハンティングホルンを使うつもりで、今回のイベントに臨みましたが、
討伐しなければ…というプレッシャーから、ハンマーに心が逃げそうになります。



…いやいや、よく考えるんだ。


ピューと吹きたくても、試遊会に来られなかったハンターも多いはず。
ここで狩猟笛を使わなければ、そんなハンター達に申し訳が立たぬ。
誰も使っていないからこそ、パイオニアにならねば。
効果のある譜面がわからないから何だと言うのか?
音楽ってのは、熱いハートで奏でるものなのです。…多分。



そんな訳で決めました。ホルン使います。
今回の相棒は「ボーンホルン改」。攻撃力は670台、確か674だったような…。
当然”ボーンホルン”からの強化なんでしょうが、
いきなり作成できる武器にしては攻撃力が高すぎます。
おそらく、ボーン系ハンマーから派生するんでしょうね。


チャットで「ホルン試させてくださ〜い」と、断りを入れておきます。
(試遊台にはキーボードが付いているので、チャットはTGSより楽です。)


カプコンスタッフさんは応援してくれました。
反応はありませんでしたが、他の参加者二人は、どう思っていたのだろう…。
言うな…不安なのはこっちも一緒なのだ。



あとは持ち込むアイテムを選びます。
回復薬や回復薬グレートだけでなく、栄養剤グレートやら秘薬もあり、
至れり尽くせりの品揃え。
砥石やこんがり肉の、基本的なアイテムに加え、
大タル爆弾・小タル爆弾に、新アイテムのシビレ罠、ついでに硬化笛も持っていきます。


これだけ入念に準備すれば、TGSの時のようにネコタクシーに乗ることはあるまいて。
(http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20050920 ドドブランゴ戦を参照…)



準備が終わったら、酒場からクエストに出発です。
私は準備が早かったようで一番乗り。全員が揃うまで酒場を探検します。


酒場はかなり広くなっていて、旧作の街の広場よりも広いぐらい。
酒場に座っている人の中に、
メラルーの道具袋から、珍品をゲットできる云々…」とか言ってる人が居ました。
もしかして、アイルーやメラルーからも剥ぎ取りっぽいことが可能?



腕相撲もやりました。
○×ボタンを交互に連打する必要があるので、
いわゆる”ピアノ連打”で勝負しましたが、3戦全勝。
アーケード版”すくすく犬福”の50メートル走で鍛えられたとは言え、
ピアノ連打は あまり得意じゃ無いのですが…。
最近の子は連打とか必要としないから苦手なのかな?


あとはアクションに”おどる”が増えてます。
フラフラとフラダンスみたいなのを踊ってました。
私の座った台のキャラは女性ハンターでしたが、男性ハンターでも同じ踊りなのだろうか?


エスト開始:まずは軽く音出し

さて、全員揃ったところでクエストに出発。
今回の砂漠は昼間でした。



とりあえずキャンプで演奏を試してみることに。
ホルンを構え、R1ボタンで演奏モードに切り替え。
さらに右スティックを入力することで、演奏1〜3を切り替え。
”プーヒョロヘーロヘー”と、ホルンと言うより尺八みたいな音で奏でます。


演奏1(プーヒョロヘーロヘー)→演奏2(ピーヒョロヘーロヘー)のように切り替えると、
ドッタンバッタンとホルンを振り回し、体勢を変えてから演奏します。
どう吹けば効果があるかなんてわからないので、適当に吹きます。


するといきなり演奏効果が。
”自分の移動力アップ”みたいなメッセージが出ました。


さらに続けると”風圧減少”、続いて”風圧無効”まで。
風圧減少を重ねがけすると無効になるのでしょうか?
演奏ゲージも見ずに、訳もわからず吹いたため、同じパターンで吹いたかは覚えてません…。
…飛ばないダイミョウザザミが相手では、意味も無さそうですが。


さらに演奏続行。
今度は”武器が弾かれなくなった”。
むむ、これはMHPでの”心眼”スキルと同じ効果?
うーん、適当に演奏するだけでこれだけ出せるとは。



カプコンスタッフの人が、「白→青→白もオススメですよ」とアドバイスしてくれました。
ああ、演奏パターンのことだなと思い、「らじゃ〜」と返事。
調子良く返事した後で、ふと気付きます。
…あれ?白とか青って何のことだろ。


演奏は1〜3だし、別にボタンの色じゃないし、っていうか切り替えはスティックだし…。
緊張してテンパった脳みそでは理解不能


後半になって気付きましたが、演奏ゲージに出てくる音符の色の事だったんですね。
(演奏1〜3により、音符ゲージの音符が白・青・赤に変化します。)
折角のアドバイスを無にしてしまい、スミマセンでした…。




とりあえず試し吹きはこの辺にして、ダイミョウザザミが居るエリアを目指します。
(TGSと同様、ペイントする前から飛竜の居場所がわかる。)
しかし、なんだか違和感が。すごくエリアを移動しにくい。


その原因はすぐにわかりました。
うっかり前作の感覚で、地図を持ってくるのを忘れてます…。習慣とは恐ろしい。
全く新しいマップなんだから、そりゃあ迷います。
前を走るハンターを追って、事なきを得ましたが。


余談ですが、走るときのスタミナ消費量はMH・MHGと同じようです。
MHPでは、スタミナ消費量が軽減されてました。)


狩猟笛リサイタル

ついにダイミョウザザミと対峙します。
攻撃パターンについては、昨日の日記を参照のこと。
戦闘が始まったところで、本格的にリサイタル開始です。
…と言っても、やっぱり適当演奏なんですけどね。



まず、演奏効果について。
適当にやってた割りに、色々な効果が出せました。


・自分の移動速度UP
・武器が弾かれなくなる
・風圧減少→風圧無効
・攻撃力強化小→さらに強化
・スタミナ減少無効[小]
・体力増加


私が確認できたのは以上。
”移動速度アップ”、”弾かれなくなる”は、おそらく自分にのみ効果があります。
”→”があるものは、重ねがけによる効果じゃないかと思ってますが、詳細は不明。
”スタミナ減少無効”は、強壮効果と同じです。これは便利。
体力増加は、栄養剤程度の効果だったような…。



一つの演奏にかかる時間は2,3秒でしょうか。
演奏を切り替えなければ、同じ演奏を繰り返します。
切り替えた場合、前述の通りドッタンバッタンとホルンを持ち替えてから演奏。
この時のホルンには攻撃判定があるようで、たまにザコを巻き込んでました。




効果が発動してしまえば、演奏し続けても意味がありません。
討伐のためにも、攻撃性能を見るためにも殴ってみなくては。


全体的にはハンマーよりも攻撃動作は大きく、代わりにリーチが長いという印象。

・叩きつけ:ハンマーの溜めレベル3叩きつけのような、強力な攻撃。
      仲間もしっかり吹き飛ばします…。
・ぶん回し:ムービーを見ると1回転半して、2回攻撃しそうです。
      しかし、私は1回目のヒットのあと、常に叩きつけに繋げてたので不明。
      威力は中程度といった印象。
・つか殴り:柄の部分でゴチンと突きます。
      地味だったので、1回しか使いませんでした…。すまぬ。
・抜刀攻撃:ホルンを振り下ろします。これ自体の威力はあまり無さそう。
      後述しますが、ぶん回しに繋がるので、ホルンの攻撃の起点となります。
      ハンマーと違い、仲間をホームランしません…。



溜め攻撃が無いので、ハンマーよりも使いづらそうなイメージがありました。
ところがどっこい、これはなかなか面白そうな武器です。


溜め攻撃の変わりに、抜刀攻撃を使って切り込みます。
抜刀攻撃→ぶん回し→叩きつけという連携ばかり使ってました。
途中で途切れたことが無いので、おそらくスーパーアーマー(※)状態です。
 ※敵の攻撃を受けても、やられモーションが発生しないため、
  自分の攻撃が中断されない。元は格闘ゲーム用語。


演奏効果がキモで、
移動力アップにより抜刀時の移動速度はハンマー並みに。
(効果が無いときに移動したことが無いので、通常の移動速度はわかりませんが。)
さらに武器が弾かれなくなれば、前述の連携が”叩きつけ”まで確実に繋がります。
支援専門と思われがちですが、前線でも戦えますよコレ。



ちなみに、これらの情報はブログで書く前に、
2ちゃんねるのホルン専用スレッドに報告しておきました。


・【かりかり】モンスターハンター狩猟笛ハンティングホルン【ぴー】
 http://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1138620738/

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2/07現在、DAT落ちしてますね…。
やはりホルン使いを目指す人は少ないのであろうか。


製品版では、ハンティングホルンの素晴らしさを、世の中に知らしめてやるぜよ!

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そしてフィナーレ

演奏してみたり殴ってみたりと、充実した体験をしていたところ、
スタッフにより残り時間5分と告げられます。
しかし、ダイミョウザザミは元気に動き回っております…。


…これ、倒せなかったら、演奏に夢中になっていた私の所為ですね。
ハンティングホルンの名を貶める訳にはいきません。
アイテムも駆使して猛攻を仕掛けます。



まずはニューフェイスのシビレ罠。
基本的には落とし穴と同じで、地面にガサゴソと仕掛けます。
落とし穴と違って、砂漠でも平気でした。


仕掛けた直後の見た目は、落とし穴と一緒。
(罠から痺れエフェクトが出てますが。)
大型モンスターがこれを踏むと、その場でビリビリ痺れます。
落とし穴みたいに地面には落ちません。地雷みたいなイメージ?



ダイミョウザザミの真下に潜り込み、足元にシビレ罠を設置。
当たり判定が違うのか、落とし穴のように直後に効果は無かったものの、
しばらくして引っかかりました。(罠を足で踏むことが必要なんでしょうか?)


すかさず大タル爆弾を仕掛け、小タル爆弾で爆破。
その後も隙を見て、残りの大タル爆弾をお見舞いします。
突進連発の飛竜とは違い、その場に留まって攻撃するパターンも多いので、
タイミングさえ誤らなければ、タル爆弾を仕掛けるのは容易です。



その後もガシガシと殴り続け、
ついにダイミョウザザミの討伐に至りました。いやはや、一安心。
会場に鳴り響く、クエスト達成時の音楽が心地よい。

過去に数多の飛竜を討伐してきたというのに、
まるで初めて飛竜を倒した時のような達成感があります。


前半は演奏で攻撃をサボリ気味だったことを考えると、
ホルンの攻撃は、なかなか強力なんでしょうか。
…他の人が頑張ってくれただけ かも知れませんが。



最後に、「ホルン面白そうです」とチャットで述べたところ、
カプコンスタッフより、「面白いですよ〜^^」とのお言葉を戴きました。


チャットでは「面白そう」って書いちゃいましたが、面白かったですよ。
今後の研究次第では、かなり化けると思います。
製品版でもホルンを使うと、心に決めました。



試遊が終わったのは11時30分過ぎ。
ああ、試遊に時間がかかりすぎて、
10時30分からの開発者トークショーは見られなかった…。


もう1回遊べないかな?と思いましたが、待ち時間を見てビックリ。
4時間以上って…。



緊張から開放されたのと、早起きしたことで、どっと眠くなってきました…。
思った以上の成果も得られたことだし、今回はこれにて帰還。
あとは発売日までのお楽しみということで。



長々と纏まりの無い文を垂れ流してすみませんでした。
最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございます。


ピューと吹く!ジャガー 1 (ジャンプコミックス)

ピューと吹く!ジャガー 1 (ジャンプコミックス)