幻の名作が再び 「RYU FINAL」

昨日5/7、コッソリこの日を待ちわびておりました。
先週のジャンプの広告で、コイツが発売されるのを知ったので。



最近、コンビニの本棚でよく見かける、カバー無しの装丁のコミックです。
RYU FINAL」は、一昔前(もはや二昔前?)のアーケードゲーマーならば目を通していた、
今は亡きアーケードゲーム雑誌、「ゲーメスト」で連載されていた作品。
ストリートファイターⅢの世界が題材です。*1


ゲームを元ネタにした漫画って、
漫画を元ネタにしたゲーム並みに地雷率が高いと思われますが、
この中平正彦作品に関しては掛け値なしの名作。
結構なページ数があるものの、話に引き込まれて一気に読めます。


ある程度ゲームの内容を知っている事を前提にした話の作りなので、
ストⅢを全く知らない人が読むと、意味が解らない部分も多そうですが。*2



そんな名作ですけど、出版元の新声社が倒産してしまい、
コミックス版を入手するのが大変だったんですよねぇ。
さくらがんばる!*3の方は、集英社からコミックスが出版されたので、
RYU FINALの方も期待してたのですが、全く音沙汰が無く…。


そんな長い時を経て、またこの作品が世に出たワケですよ。
そりゃあ筆も進もうというもの。


惜しむらくは、この名作がコンビニ流通のみという事でしょうか。*4
コレが売れたら、ちゃんとした装丁の単行本が発売されるかなぁ。



余談ですが、伝説の誤植「確かみてみろ」も直ってます。

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*1:詳しくはここら辺も参照のこと。 http://ja.wikipedia.org/wiki/RYU_FINAL

*2:まあ、掲載誌を考えれば別に間違ってはいないと思いますけど。

*3:同作者が描いた、ストZERO2のさくらを主人公にした話。さくらが主人公というとアレな作品と思われるかもしれませんが、これまた熱い作品。ストZERO3から登場の神月かりんは、この作品からの逆輸入。

*4:この手のリミックス版って、普通の書店では扱われてませんよね?