初日はなんだかフツー

という訳でこの日を迎えました。
生きているうちにNiGHTSの新作を拝めるとはねぇ。


帰ったら不在連絡票があったので、日通の営業所まで取りに行ってきました。
メール便じゃなかったのは、特典のフィギュアが付いてカサが増えたからかな。


フィギュアも愛でたところで、ディスクをWiiに入れてみることに。


とりあえずオープニングを流しっぱなしにしてると、
主人公達が悪夢を見ることになった経緯が。
音楽は前作のテーマを引き継いでて、これは期待が高まります。


で、スタートしてキャラクター選択画面に。

この画面の音楽がサターン版の選択画面のままなんですよねぇ。
これだけで色々と思い出して感極まります。


ちょっと高級なヘッドホンを引っ張り出して聴き入ってました。
…昨日の感動のピークは多分ここ。



始めてみると、通常のイベントはオープニングとはかなり落差を感じる荒いグラフィック。
別にキレイさは求めてはいないんですけど、
なんでわざわざ荒さを際立たせるほどムービーに気合入れるのか…。
この腰が砕けるバランス感覚、さすがは我らがセガです。



サターン版で挿入されたムービーは、どれもセリフがありませんでした。
何も喋らないんだけど、何が言いたいのかは解るように作ってるあたり、
芸術性が高いなぁと感銘を受けたものです。



…今回はみんな喋りまくりなんですけどね。
ナイツもソニック並みにお喋りになったなぁ。
まあ時代の流れというヤツでしょうか。



チュートリアルでしばらく操作してみて、ちょっと違和感が。
ナイツは色々なコントローラーに対応してるのですが、
違和感はヌンチャクにしろクラコンにしろGCコンにしろ一緒です。


どれもアナログキーの外縁が8角形に彫られてるから、
キーをぐるりと一周させる動作がぎこちないんですよね。
やっぱりマルコンも復活させてくれてたらなぁ。



そんなこんなで年寄りゲーマーっぽく愚痴りつつ、
最初のピュアバレーにある5つのミッションをクリアするとこまで遊びました。


…なんかこう、空を飛ぶ感覚は以前のままで気持ち良いんですけど、
ゲームの作り的に勿体無い事になってますね。


サターン版では、ブルーチップ20個を素早く集めてイデアキャプチャーを壊して、
あとは時間切れ間際まで自由に飛んで、コンボ繋げてスコアアタック、
締めは個性的なボスと戦って気持ちよく終了。
という、単純ながらも非常にテンポの良いゲームだったんだけどなぁ。


今作は、何を楽しませたいのかが見えてきません。
メインのチェイスミッションは、鍵を持ってる敵を追いかけて飛ぶんですけど、
じっくりマップを観る暇も無く追いかけさせられて、妙にストレスが溜まるし。


スコアもクリアまでのタイムが最も重視されてるようで。
相手を早く捕まえてゴールする事を重視したら、あんまりリンク繋いでないのに評価Aが出るし…。*1


うーん、ナイツってもっと自由に飛べるゲームだったハズなのに。
そこまで酷くはないですけど、普通のアクションゲームになっちゃた印象。
これを作った人は、サターン版ナイツの何を見てきたのか?



とまあ、今のところネガティブな感想が占めてますが、
音楽は相変わらず良い曲ばかりです。
あと、ボス戦もなかなか個性的で良さげ。


もう少し頑張れば、また違った面白さが見えてくるのかなぁ。
 

*1:サターン版はクリアタイムがスコアに影響しなかったので(ボス戦除く)、制限時間一杯まで飛びまわってアイテムリンクを稼ぐのが最高に熱かったのです。