予想以上に面白かった「戦ヴァル」

季節の変わり目だからか昨日から風邪気味に…。


おかげであんまりゲーム出来てないのですが、
戦場のヴァルキュリア」が予想以上に面白いです。
正直、サクラ大戦の亜種みたいなのを想像していたのですが、
そんな風に思ってたのが申し訳ないぐらいしっかりしたゲームでした。


戦場のヴァルキュリア PLAYSTATION 3 the Best

戦場のヴァルキュリア PLAYSTATION 3 the Best


まずはグラフィックが独特です。

一見すると一枚絵の水彩画みたいなんですけど、
全部3Dモデルになっているという「CANVAS」なる表現方法。
ジェットセットラジオのマンガディメンションの水彩画版みたいな?


戦闘パートの「BLiTZ」システムもなかなか面白くて、
戦略マップ上で「このユニットをこんな感じで進軍させよう」と考えて、
実際に動かすときはTPSみたいなアクション風味に。
未発見の敵はマップ上に表示されてないので、
実際に動かしてみたら予期せぬ場所で敵と遭遇してビックリとか。
思考とアクション要素のメリハリがあって良い感じ。



ラグナイト鉱石なる、架空のエネルギーが出てきたりと、
ちょっとファンタジー要素ありな世界での戦争なので、*1
人によって好みが分かれる世界観かも知れません。
でも、「偵察兵」「突撃兵」「対戦車兵」「支援兵」「狙撃兵」の各歩兵と、
絶対的な戦力を誇る「戦車」のバランスが絶妙で、
ゲームとしてはかなり面白くデザインされてると思いました。


この手のSRPGでは「倒したユニットに経験値が入る」のが標準的ですけど、
戦ヴァルでは小隊全体の経験値としてプールされ、
ステージ間のインターバルで訓練して成長するシステム。

レベル上げもキャラ毎ではなく、
「偵察兵」「突撃兵」などの兵科毎というのも特徴的。
経験値の配分に気を配る負担が少なく、これまた良い感じです。


まだ5章までしか進んでませんけど、
初めて敵戦車に遭遇した時の「どうにもならんでしょコレ?」感と、
自軍の戦車が初登場した時の「俺達ゃ無敵だぜ!」感が印象的。




あと、エターナルアルカディアのファンとしては、
志願兵にヴァイスとかアイカが登場するとこが感慨深い。


支援兵あたりにファイナが追加されるものと思ったら、
衛生兵として登場してくるとは…。
対戦車兵あたりにドラクマが出てくれないかなぁ。
 

*1:西暦ではなく征暦1930年だし。